初対面の人と会話をするとき、相手の第一印象をどこで決めていますか？ある調査によると、第一印象で重要視するポイントは「顔」と答えています。また顔のうちどのパーツを見ているかと言うと、皆さん目や口元に注目しているようです。
たしかに、きれいな口元をしていれば、それだけで好印象を持ちますし、歯並びが整っていれば清潔感があります。審美歯科はそうした、口元のきれいさに焦点を当てて治療を行っています。

審美歯科とは

このようなお困りごとはありませんか？

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セラミック

セラミックは、歯を削ったときに使用する被せ物です。保険診療で使用される銀歯は、会話をするときなどに目立ってしまうのが難点でした。また、時間が経つにつれて変色や劣化が起きるため、歯茎が変色したり、何かの拍子に銀歯が取れてしまうケースがあります。

一方、セラミックは自分の歯の色、もしくはなりたい歯の色に近い被せ物を使用するため、見た目にも違和感がありません。そのため、接客業や人前に立つ仕事をされている人、若い女性などを中心に選ばれています。

また、耐久性に優れるため、適切なケアをすれば長期間使い続けることも可能です。金属を使用しないため、金属アレルギーの人の選択肢のひとつになります。

 

メリット

• 見た目がきれい
• 汚れが付着しにくいため、虫歯、歯周病になりにくい
• 金属アレルギーを起こさない
• 経年による変色が少ない

 

デメリット

• 衝撃的な力が生じた場合、割れてしまう可能性がある
• 保険適応外である

e-max（イーマックス）

「e-max（イーマックス）」とは、セラミックの一種でセラミックの中でも特に審美性に優れているのが特徴です。先ほど紹介したセラミックよりさらに透明性が高いため、天然の歯以上に美しい仕上がりを実現できます。

通常のセラミックに比べると強度が高く、奥歯へ使用できる場合もあります。また、金属を使用していないため、金属アレルギーの人にも対応しています。

 

メリット

• 天然の歯以上の美しさを目指せる
• 従来のセラミックに比べて強度が高い
• 奥歯にも使用できる場合がある
• 金属アレルギーの人にも適応

 

デメリット

• 透明感が高いため、元の歯の色が透けて見えることがある
• 自由診療のため費用が高くなる傾向にある
• 他の歯と比べて不自然に見えることがある

ラミネートべニア

ラミネートべニアは、前歯の「付け歯」と考えていただければ分かりやすいでしょう。前歯の表面を薄く削って、患者様の歯の形にあわせて作った薄いセラミックを貼り付けることで、見た目を美しく整える治療法です。

例えば、神経を抜くと変色しがちな前歯をきれいにする、前歯同士のすき間を整えるなどの目的で行われます。セラミックを使用するため本物の歯と変わらない美しい白さに仕上がり、治療期間も短いのが特徴です

 

メリット

• 歯並びがきれいに見える
• 歯を削る量が少ない
• 金属アレルギーの人も適応
• 銀歯に比べ経年的な変色が少ない

 

デメリット

• 被せ物に比べて強度が劣る
• 歯ぎしりのクセがある人やえらが張っている人は適応外
• 保険適用外

メタルボンド

メタルボンドも、歯を削ったときに使用する被せ物です。見た目はセラミックと同じですが、中身が金属でできているのが大きな違いです。金属のフレームにセラミックを焼き付けているため、銀歯とセラミックのいいとこ取りをしているのが特徴です。

中身は金属のフレームであるため、強度があり耐久性が高く、強い力が加わりやすい奥歯への使用も可能です。ただし、金属アレルギーの人は使用できません。また、見た目の透明性はセラミックに比べるといまいちで、歯茎が痩せると金属部分が露出してしまったり、経年変化で金属が溶けだすと歯茎が変色したりすることがあります。

 

メリット

• 見た目がきれい
• 耐久性に優れるため奥歯にも使用可能
• 割れにくく長期間使用できる

 

デメリット

• 見た目の透明性はセラミックに劣る
• 角度によっては金属が見えることがある
• 経年変化で歯茎が変色する可能性がある